家政婦 市川春子の報告のネタバレ結末まとめブログ

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大奥の秘事作法ネタバレ 第二話「呂后〜復讐の王妃〜」川崎三枝子

川崎三枝子作「まんがグリム童話 大奥の秘事作法」の第二話「呂后〜復讐の王妃〜」は、嫉妬によりライバルを「人豚」にして復讐した稀代の悪女として有名な中国の女帝です。

漢王朝の初代皇帝・劉邦が成り上がる前からの糟糠の妻であり、良き妻、母として夫に仕えてきた呂后がなぜ、そのような恐ろしい行為に走ったのか。その苦悩と狂気が描かれています。

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各話読み切りで、全4話収録されています。

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「大奥の秘事作法」第二話「呂后〜復讐の王妃〜」あらすじとネタバレ


劉邦の妻になる呂雉

紀元前、秦が滅びを迎えて中国全土が混乱に陥っていた頃、呂雉は呂一族の娘として生まれ、「この子はやがて高貴な方となる」と予言されていた。

特に美しい娘ではなかったが、成人すると下っ端役人の劉邦に嫁がされ、二人の子供を生み妻としてよく仕えていた。

劉邦は反乱軍で戦場を駆け巡り家に帰らない間も、畑を耕して呂雉は子供たちを養い、夫の帰りを待っていた。

いくさで追い詰められて絶望していた劉邦のもとに行き、「あなたは天に認められた方。負けるもんですか」と励まして、劉邦が貧しく出世とも縁がないころから呂雉は支えていたのであった。

皇帝となる劉邦


やがて劉邦項羽を討って皇帝となり、呂雉もまた「呂后」と呼ばれるようになる。

「この人を支えてきてよかった。これからも夫と国に尽くそう」

そう思っていた呂后であったが、劉邦は女好きで戦場で妾をつくっており、子供までできていた。

戚夫人、と呼ばれるその愛人は図々しくも「いくさでお疲れのところを癒やしてやった」と言い、自分の息子を皇帝にしてやりたいとねだっていた。

彼女は美しい身のこなしで劉邦をとりこにしており、夫はますます呂后から離れていった。

息子にまで手をだされ、激怒する呂后


呂后の息子・盈(えい)は正当な後継者ではあったものの、気が弱く剣術も駄目で戚夫人の息子に劣っていた。

「妾腹の子に負けるとは情けない!」と、呂后は息子を叱るが、盈は優しかった母が人が変わってしまったようだと反発する。

戚夫人は盈の心のスキに付け入るように優しい言葉で話しかけ、とうとう盈と関係をもってしまい、呂后の知るところとなる。

「剣のほうは駄目なのに、あっちのほうはお上手!」

悪びれずにそう言って呂后を馬鹿にし、呂后は腹に据えかねると激怒した。

 

病で倒れた劉邦呂后の復讐


呂后は自分の一族を使い、盈がいかに人望ある人間か劉邦に見せつけて後継者にふさわしいと認めさせた。

その後、劉邦は病に倒れて逝去し、盈が皇帝の座につく。

「ついに復讐のときが来た!」

我が子が皇帝となり、呂后は今まで積み重なってきた恨みを晴らすときがきたのだと笑う。


第二話「呂后〜復讐の王妃〜」の結末 



最高権力を手にした呂后は、手始めに戚夫人の息子に毒を飲ませて始末し、さらに戚夫人を舞わせてその手足を切り落とさせた。

「生きたければ人豚となって生きるがいい!」

呂后はおそるべき拷問を加え、戚夫人はすでに人の形をしていなかった。

『人豚』と呼んで、厠に突き落とされた戚夫人はこの世のものとは思えない姿に成り果てており、それを見た盈は精神が壊れてしまう。


「大奥の秘事作法」二話の感想


結局、盈は耐えきれずに亡くなり、残された呂后は国を守るために独裁者となります。残酷で恐ろしい悪女として歴史に名を残した呂后でしたが、夫・劉邦さえもう少し妻を省みていれば、こんなことは起きなかったはずなんですよね。

皇帝になる前からずっと苦労をともにしてきた妻よりも、若く美しい女に心変わりしてしまった夫の罪深さがうかがえます。とはいえ、寵愛を受けていた戚夫人の末路を思うと、単純にひどいとも言えず。

盈は戚夫人にあこがれていた様子だったので、人豚の姿を見てショックのあまりに酒浸りで早世。母親よりもいくらか人の心が残っていたのでしょう。

後宮というのは、魑魅魍魎が跋扈する残酷で恐ろしい場所。「大奥の秘事作法」4話のうちで、一番おそろしいお話でした。



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